バイクを初めて購入しようと考えているあなた。ワクワクする一方で、多くの選択肢や注意点に迷っているのではないでしょうか?
私は通学のために原付免許を取得し、初めて乗ったのは兄の原付スクーターでしたが、初めて買ったのはホンダのモンキー50です。
初めてのミッション車が楽しくて休日は目的地を決めず、この道はどこに行くのか?という好奇心だけで走らせてました。
今回は、バイク初心者がバイクを購入する際に気にかけておくべきポイントを解説します。これからのバイクライフをより楽しく、快適にするための情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
バイクのスタイルを知ろう
バイクを選ぶ前に、どんなスタイルがあるか見ていきましょう。
街乗りや通勤通学に使うなら=スクーター
週末に遠出を楽しむことをメインにするなら=クルーザー
自然の中で冒険を楽しむスタイル=オフロード
スピードや走行性能を重視したい=スポーツ・ネイキッド
このスタイルによって、乗車姿勢やバイクの車格が変わってきます。
選ぶポイント
選ぶポイントとしてはもちろんまずは見た目!ですよね。
雑誌や実際に街で見かけるバイクで好きな形のものを探してみましょう。
しかしながらスタイルによって不向きな場面もあるので、どのように乗りたいかを先に決めてそのスタイルの中から好みのバイクを探してもいいでしょう。
新車か中古車かを決める
バイクの購入において重要な選択肢の一つが、「新車と中古車」です。それぞれにメリット・デメリットがあります。
新車のメリット
・最新の技術が搭載されている
・保証がしっかりしている
・デザインやカラーバリエーションが豊富
新車のデメリット
・初期投資が高いことが多い
・納車までに時間がかかる場合がある。
・購入後すぐに価値が減少する(減価償却)
中古車のメリット
・コストパフォーマンスが良い
・旧車から場合によっては新型まで幅広く探せる。
中古車のデメリット
・故障のリスクが高い
・購入後の整備費用がかかる可能性がある
今はネット環境もあり、オークションやフリマアプリなどでも中古車を購入出来るようになりましたが、基本的に個人対個人になるので購入後の整備などは自分でやらなければいけません。
バイク初心者の場合、中古車を買うならチェーン店など購入後のサポートがあるお店で買うことをオススメします。
新車か中古車か、自分の予算やニーズに合わせて、どちらが適しているかを考えましょう。
バイクの種類を理解する
バイクには多くの種類がありますが、いくつか紹介します。
原付(50cc未満):簡単に扱えるため、初心者に人気。街中の移動に適していますが、高速道路は走行できません。(普通自動車の免許で乗れます)
小型二輪(50cc以上125cc以下):重量が軽いものが多いので取り回しし易く、通勤やツーリングなど扱いやすいサイズです。
普通二輪(125cc以上400cc以下):街乗りやツーリング、スポーツ走行など幅広く対応しますが高速道路ではパワー不足な面もあります。
大型二輪(400cc以上):パワーや安定性があるため、長距離ツーリングや高速道路でも快適に走行できますが、重量はかなりあるので扱いには慣れが必要です。
バイクの種類によって乗り味や用途が変わりますので、自分の目的に合ったバイクを選ぶことが大切です。
メンテナンスの重要性を理解する
バイクは車と同様に、定期的なメンテナンスが必要です。
特に初心者は自分での整備が難しいこともあるので、信頼できるバイクショップを見つけることをおすすめします。
点検すべきポイント
・オイル交換
・タイヤの空気圧
・ブレーキの動作
・灯火類の動作確認
・バッテリーの状態
初心者のうちは、スタッフに相談しながらメンテナンスを行うと良いでしょう。自分でできる範囲のことを覚えておくと、ステップアップにも繋がります。
自動車免許とバイク免許の違い
バイクを運転するためには、バイクの免許が必要です。自動車免許を持っているからといって、バイクに乗ることはできません(原付を除く)。
バイクの免許は主に以下の3つに分かれています。
小型限定普通二輪免許:125cc以下のバイクを運転できる免許。
普通自動二輪免許:400cc未満のバイクを運転できる免許。
大型自動二輪免許:400cc以上のバイクを運転できる免許。
※2025年4月から新基準の出力を抑えた125ccが原付免許で運転できるようになります。
どの免許を取得するかは、選びたいバイクの種類や自分のライディングスタイルに影響します。
私は普通自動二輪免許を取得してから大型自動二輪免許を取得しました。
大型自動二輪となると取り扱いも難しくなるのでゆくゆくは大型自動二輪免許も目指して、ステップアップを考えるのも良いでしょう。
保険選びのポイント
バイクを所有する際には、必ず保険にも加入する必要があります。特に初心者は事故のリスクが高いため、十分な補償内容の保険を選ぶことが重要です。
自賠責保険:法律で加入が義務付けられている保険。最低限の補償がある。
任意保険:自賠責だけではカバーできない部分を補償するための保険。対人や対物、車両保険など、自分に必要な補償内容を考えて選ぶと良いです。
保険料はバイクの種類や使用状況によって異なるため、見積もりを取って比較検討することが大切です。
あとは期限切れに注意してください。
自動更新ではない保険が気付いた時には期限切れだったということがあります。
私は過去に2回やりました…
乗りたい時に乗れないのは悲しいので私はスマホのリマインダーに登録してます。
バイクの試乗を忘れずに
バイク購入の際には、必ず試乗を行うことをお勧めします。試乗することで自分に合った乗り心地や操作感を確かめることができます。特に初心者は、乗る姿勢や重さ、安定感なども重要なポイントなので、実際に乗ってみることで納得のいく選択ができるでしょう。
装備とアクセサリーも考慮に入れる
バイクを購入する際は、単にバイク本体だけでなく、それに伴う装備やアクセサリーも考慮する必要があります。以下は、バイクに乗るなら揃えておくべき基本的な装備です。
ヘルメット: 安全性と快適さを考慮して選びましょう。
グローブ: 操作性や保護のために必須です。
ジャケット・パンツ: 耐摩耗性や引き裂きに対するプロテクションに優れるものや、プロテクターを装着できるものが良いでしょう。
ブーツ: 乗車姿勢によっては踝がパンツから出てしまうので足首を保護できるものを選びましょう。
これらの装備は、ライディングスタイルや好みに応じて選ぶことが可能です。安全性を最優先にしつつ、自分のスタイルを表現することも楽しみましょう。
ヘルメットに関しては過去記事「バイクヘルメットの選び方と種類について」も参考にしてください。
まとめ
以上、バイク初心者がバイクを購入する際に気にかけておくことについて解説しました。自分のライディングスタイルや用途を確認し、新車・中古車の選択肢、そしてバイクの種類を理解した上で、必要な装備や保険についても考慮することが大切です。
バイクは夏は暑いし冬は寒い、突然の雨が降ればずぶ濡れにもなります。
その一方で自由で冒険的なライフスタイルを提供してくれる素晴らしい乗り物です。
しっかりと準備をして、素晴らしいバイクライフを楽しみましょう。安全運転を心がけ、充実したバイク生活を送ってくださいね!
このガイドが、あなたのバイク購入に役立つことを願っています!