はじめに
まずはこちらをご覧ください。
回したタイヤがググっと言う音を立てて止まってます….。
スピードがある程度出ている時は気にならないんですが、停止直前だとこのググっとなる部分でブレーキが強くなるのでかなり不愉快です。
ディスクローターが歪んでいる場合、握ったブレーキレバーが歪に合わせてカクカク・ピクピク動くのが感じられますが、私のグラストラッカーはマスターシリンダーを移設してワイヤー引きにしてある為それが伝わってきません。
なんか変だなとは思っていたんですが、それ以外の問題を解決するのに必死だったのでやっと着手できたわけです。
注意事項
今回の作業は歪を完璧に直せるものではありません。
歪んでしまったら新品のディスクローターに交換することが1番ですが、ネット上でも歪みの取り方がアップされているのでまずは試してみた。と言う経緯です。
実際にかなり改善されましたが完璧ではありませんし、もしかすると余計に酷くなる場合もあるでしょう。
私自身も、もし失敗だなとなったら新しいディスクを買おうという気持ちでした。
でも、グラストラッカーの社外ディスクって全然見つかりません。純正はまだ新品が買えますが2万円後半….
自分でやってみて、もう少し快適に乗れるようになったらそれでいいかな。というぐらいなので、作業は自己責任で、「あぁ、ダメだな…」となったら交換しましょう。
必要な物

- 油性マジック
- 大きいサイズのモンキーレンチ
- フロントタイヤを浮かせる為のジャッキ
あとは腕力です。
作業手順
STEP.1 フロントをジャッキアップ。
高く浮かせる必要はないのでタイヤを回転させられるぐらいで大丈夫です。

STEP.2 油性マジックでディスクローターに線を描きまくる。
ディスクの外側にブレーキパッドの当たりを確認しやすくするためにマジックで線を描きまくります。
我が家には細い油性マジックしかなかったので面倒でしたが、太書きの油性マジックを使えばサクッと描けるでしょう。

STEP.3 タイヤをグルグル回す
キャリパーのピストンがある方のパッドとディスクの接している部分を目視しながらタイヤをグルグル回転させます。歪みがあるとパッドとディスクの間に隙間ができる部分があります。

油性マジックで描いた線もパッドとディスクの隙間があるところは油性マジックに擦れた痕が少ないです。
上の写真で見ると中央に写っているところはほとんど擦れてません。
実際に動画でググっとなっているのはこの部分でした。
つまり、この部分はタイヤ側へ歪んでいるということですね。

STEP.4 ディスクの歪を修正する。
モンキーでディスクを挟んで今回は外側へ倒します。が、めちゃくちゃ硬い!
そりゃ簡単に曲がったら怖くて乗れませんが硬い。

そこで、私は右利きなので左脚でタイヤの下を押さえ、左手はタイヤの上を持ち、右手でモンキーを引っ張る!!
それでもやっぱり硬いんですが、手だけでやるよりも力が入りやすいです。
やってみた感想
初めて歪みの修正をしましたが、注意したいところは
- 1度にいろんな場所をやらない。
- 1回1回パッドの隙間を確認する。
- 欲張り過ぎない
こんなところですね。
それにしてもディスクローターって歪むんだなぁと思いました。
修正後はここまで良くなりましたが、これ以上欲張ると修正しすぎて飛び出してしまったり、波打ってしまったりするかもしれないと思ったので、これで完了としました。