【DIY】シーシーバーで個性を爆発させよう!

カスタム

ライダーにとってカスタムパーツって、自分の個性をバイクに反映させるための、まさに必要不可なアイテムですよね!

今回のテーマは、そんなカスタムの世界でも特に存在感を放つシーシーバーについて。

私が実際に製作したシーシーバーの製作記を交えながら、その魅力と製作のポイントを解説していきます!

シーシーバーって一体何?その役割と意外な由来

シーシーバーの主な役割は、ツーリング時に荷物を縛りつけるために使ったり、パッセンジャー(同乗者)の安全性を確保するために取り付けたりします。

シーシーバーは、アメリカンタイプのバイク、特にチョッパースタイルでよく見かけるカスタムパーツです。

正式名称は「シッシーバー(sissy bar)」。sissyという言葉には「女々しい」「弱虫」「臆病者」といった意味合いがあるため、『背もたれがないと後ろに乗ることができない臆病者』といったユニークなニュアンスも込められています。

しかし、チョッパースタイルの場合、パッセンジャーがライダーの腰に手を回した状態で長距離ツーリングをするのは体力的に厳しいこともあります。

そんな時、背もたれとしてのシーシーバーは非常に便利ですし、キャンプツーリングの際には荷物を安定させるためにも大いに役立ちます。

意外な由来とは裏腹に、高い実用性も兼ね備えているんです。

デザインは無限大!自分だけのシーシーバーを創造する楽しさ

既製品のシーシーバーは車種専用ですが、ワンオフ(自分のバイクに合わせた一点もの)なら、そのデザインはライダーの数だけ無限に広がります。

中でもシーシーバーの先端デザインは、個性を光らせるポイントであり、悩ましい部分でもあるます。

尖らせるのか、緩いカーブにするのか、それとも三叉や四角にするのか…。

私はまず基本的な形を作ることができれば、応用的なデザインにも挑戦できると考え、あえてシンプルな緩やかなカーブのデザインを選択しました。

DIYで挑戦!世界に一つだけのシーシーバー製作記

プロにオーダーする場合も、自作する場合も、まずは素材、形状、高さを具体的にイメージすることが重要です。プロとの打ち合わせでは、さらに良い提案も期待できるでしょう。

私が選んだのは直径12mmのステンレス丸棒です。

形はオーソドックスなものとし、高さはフェンダーから約40cmに設定しました。車体に沿うようにフェンダーとスプロケットを巧みに避け、左右対象に曲げ加工を施しました。

バーナーで炙りながら左右対象に曲げる際のコツは、とにかく焦らないです。

熱を加えた部分が伸びるイメージで作業を進めましょう。初めて挑戦する場合は、必ず端材で練習することをおすすめします。

大体の形ができたら、車体に仮組みしてイメージ通りに出来ているか確認します。

以前製作した際はフェンダーの下にステーを組み込んでいましたが、今回は不具合を避けるため、フェンダーの下からボルトで固定する方式に変更しました。

この固定方法では、もし長いボルトを使ってしまうと、万が一ボルトが緩んだ際にボルトの頭がタイヤに接触する危険性があります。

そのため、万一緩んでもタイヤに干渉しない程度の短いボルトを使用することが重要です。

シーシーバーの取り付け時には、ネジロック材を塗布して締め付けることで、より安心して走行できます。

シーシーバーをフェンダーに固定する際に、理想的なナットが見つからず苦労しました。そこで閃いたのが、ホームセンターで見つけたステンレス製のアンカーです。

ボルトが入る反対側を塞ぐ加工を施すことで、オリジナルの長ナットを製作しました。

DIYシーシーバー製作のポイント!失敗談から学ぶ成功の秘訣

今回でシーシーバーの製作は2度目となります。最初に作ったものは、走行中の段差でスイングアームが上下する動きに合わせて、フェンダーより上部のシーシーバーが前後に揺れていました。

これが原因で、フェンダーに取り付けたステーの根本が金属疲労を起こし、年に2回も破断するというトラブルに見舞われていました。

そこで、今回はシーシーバーの揺れを効果的に抑制するための補強を追加しました。

テールランプとナンバーステーで後ろからはほとんど見えないようにしました。

取り付けてから数年が経過しますが、今のところ全く問題なく使用できています。

前回の失敗から学ぶことで、より完成度の高いシーシーバーを製作することができました。

シーシーバーの魅力とは?カスタムだけじゃない実用性

シーシーバーは、オリジナリティを表現するためのカスタムパーツとして人気を博していますが、長距離ツーリングをするライダーにとっては、たくさんの荷物を安定して運ぶために欠かせない実用的なアイテムでもあります。

ボルトやナットの緩みがないか定期的なメンテナンスは必須ですが、私の場合、片道40分の通勤に1年中バイクを使っているため、荷物を背負うことなく運転できるのは非常に快適です。

あなたもシーシーバーで最高のバイクライフを!

いかがでしたでしょうか?シーシーバーは、単なるカスタムパーツ以上の魅力を秘めています。

ぜひ、あなたのバイクライフをより豊かに楽しむために、自分だけのオリジナルパーツを取り入れてみませんか?きっと、あなたのバイクが唯一無二の存在となり、より一層愛着が湧くこと間違いなしです!

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