グラストラッカーのガソリンタンクを作る!

DIY

ホントはもともと取り付けられていたマスタングタンクを加工して載せる予定でしたがやっぱりピーナッツの方が好きなので汎用ピーナッツタンクの上側のみというのを購入しました。

トンネル部分はもともと無いので埋めたり広げたりしなきゃいけませんが完成品から加工するよりイメージしやすいかなということで。

タンク製作からパテ埋め、塗装までの作業になります。

こんな感じでフレームにかぶせて後ろ側はもっとフレームに寄せるように作っていきます。

まずはタンクのトンネル部分を作るために、タンクを載せる部分のフレーム形状に合わせて厚紙を切ります。

それに合わせてタンクの底を切り抜き、トンネルの天井にするための板を鉄板から切り出します。

トンネルの底と側面を仮付けしてタンクと合わせてみる。

と、こんな感じです。

フレームに乗せて確認したところいい感じですが、一部フレーム本体の溶接に接触している部分があったので少し修正。

トンネルだけ先に内側になる部分を溶接して余分な穴も塞ぎ、コック受け・キャップバングの穴を開けてベロも仮付け。

今回は載せるタンクの形とフレーム形状、自分がタンクを乗せたい位置から考えてベロは前側だけで、後ろはフレームにパイプを貫通させて、タンクに溶接したナットを下からボルトどめすることにしました。

ここでも一度フレームに載せて不具合がないか確認してから本溶接。

こんな感じになりました。

ピーナッツタンクにしたらコック位置はここ以外はフレームに干渉して無理だった。

製作したキャップも予定通りの高さ。

ただキャップはタンクの角度的にマジックの位置の方がいいのか?と。

でも見た目がなぁと考えていたら友人から今の場所でいいんじゃない?って言葉をもらったのでこのままにしました。

あとは今回キャップバングの内面側にステンレスの細い棒を溶接してガソリンの上限を確認出来るようにしようと思ってたのに忘れた…

なので、昔からちょっと気になってたタンクにホースを接続して残量を確認できるようにするってのをやる事にしました。

給油時の上限も決めれるし残量は途中までだけど分かるようになるから楽しみ。

写真左上とその右上にあるのが真鍮のL型ニップルを取り付けるやつ。

そのまま取り付けるのもなぁと思ったのでちょっとだけ小細工してみました。

以前ドラッグスター250用に買ったピーナッツタンクは完成品から加工したので、傷もなくパテ埋めは必要ありませんでしたが、今回のはちょっとこのままではなぁと思ったので初めてのパテ埋めをします。

既にパテ埋めしたタンクがちょっぴり写ってますが、使用したのは99工房のうすづけパテ。

まずは付属の320番のペーパーでパテ埋めしたい場所より少し広めにペーパーをかけて、洗浄ついでにシリコンオフで脱脂。

付属のヘラにパテを少し出して塗っていくそうです。

1時間ほどで固まると記載されてましたがコネコネしてる最中からだんだん粘度が高くなってきちゃったので急いで塗ったら…

もっと薄く伸ばしていくイメージだったのに気付けばこんな感じに。

厚くなってしまったので家にあった240番でゴシゴシ。

なんとなくそうかとは思ってましたが、手でペーパーを持って擦っちゃダメだなと。

何か平らな物にペーパーを当てながらじゃないと平滑にならないので、気になるところをもう一回パテ埋めしてからやるハメに。

とりあえず2回目でこんな感じですが、ほんのり凹んでるようなところもあるのでこの後は気が済むまで盛って擦ってを繰り返しました。

納得いくまでパテ埋めしたら塗装します。

使った缶スプレーはホルツのプラサフと、ホームセンターでもよく見るカンペハピオのシリコンラッカースプレー艶消しブラック。どちらもコフィンタンクを塗装した時の残りです。

写真撮る前にマスキングしてしまった…

マスキングテープは3㎜幅のを使いました。

直線にならず違和感のない曲線と、先端に向けて必ず少しずつでも細くなることを意識しつつこんな感じのフレイムに。

そしてマスキングテープをペタペタ。

今までは直線的なデザインしかしてこなかったので曲線のみがこんなに手間取ると思わなかったし、マスキングテープは細い物も用意するべきだった。

シルバーはコフィンタンクの時に使ったアサヒペンのラッカースプレーが残ってたのでそれを使用。

ちょっと角度的に見難いですが、先端に向けてグラデーションになるようにしてみました。

自分でやるのはこの辺が限界かなと。

完全乾燥させるためにしばらく放置。

そしてウレタンクリアも完了。ウレタンはイサム塗料の艶ありクリアを使いました。

今回は「やったことないからやってみよう!」って趣旨なので磨きのためにクリアを1本使い切るまで吹いては待機を繰り返してました。

平日5日間寝かせたので表面を磨いていきます。

ドラッグスターのピーナッツタンクは艶消しクリアで磨きはなし、コフィンタンクは艶ありクリアだけど磨きはなしだったので上手く磨けるかドキドキ。

硬いゴム板に#2000番の耐水ペーパーを巻いてタンクを擦る…

もう最後までやらねば…

少し凹んだ部分は艶があるのでこれがなくなるように水で濡らしながら縦に横にと水研ぎしました。

ひたすら全体を磨いていって、ある程度出来てきたら細かいやり残し部分を確認しながら磨く。

ポリッシャーをいろいろ探しましたが、そうそう使うこともないと思うので今回は電動ドリルの先端に嵌めるだけのスポンジとバフのセットとホルツのコンパウンドを購入。

#3000がキズ消しとなってるので#3000でひたすら磨く。

どんどんピカピカになるタンク!

やってて楽しいんですが事件も発生…

結構クリアを吹いたつもりでしたがコックの近くはよくよく思えば全然吹けてなかった…多分2〜3回で、しかもかなり薄いはず…ちょっとだけクリアの禿げた部分が出ました。直径で1ミリぐらいの場所が2ヶ所…

なのでコンパウンドで細かいところを磨くのがちょっと怖い。

このあと#7500をかけて#10000をかけようと思ってたんですが#7500の段階で結構綺麗になったのと、あんまりピカピカ過ぎてもな、と自分に言い聞かせて終了。

今回初めてタンクを磨いてみて思ったのはウレタンクリアの吹き付けにもっと気を使うべきだったという事が1番大きいですね。

吹き付けしやすい所は膜圧もでるけど、コック部分など平らじゃない所は意識して吹き付けるべきだったなと反省。

キャンディペイントにも挑戦したいので次回はこの反省をいかします!

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