これからバイクに乗るつもりだけど、メーカーもいろいろならバイクの種類もいろいろあって迷われてる人も居るんじゃないでしょうか。
バイク選びのコツとしてはやはり惹かれるかどうか。これ一択だと思います。
今はネットでも探せますがやっぱり見て触って、可能なら跨ってみると印象も変わってくると思います。
バイクのスタイル(スポーツだとかネイキッドやアメリカンなど)は多岐に渡りますが、どんなバイクでもどちらかに分類されるものがあります。
それがキャブレターかFI（フューエルインジェクション）か。
キャブレター？ FI？
キャブレターとFI(以下インジェクショ)はエンジンへガソリンと空気の混合気を送る装置のことで、キャブレターとインジェクションの違いを簡単に言うとキャブレターはアナログ、インジェクションはデジタルとなります。
キャブレターとは
キャブレターには空気を取り込むためのエアクリーナーと取り込んだ空気の通り道を操作するアクセルワイヤー、それとガソリンタンクからのホースが接続されていてエアクリーナーとエンジンの間に設置されてます。
キャブレターはエンジン内部のピストンの動きで発生した負圧を利用して吸い込まれたエアクリーナーからの空気がキャブレターの中を取るときに、キャブレターの下部に貯められたガソリンを吸い上げて霧吹きのようにエンジンに送り込むという仕組みになっています。
この時、乗り手がアクセルを捻るのにあわせてキャブレター内部のバルブが開くと取り込まれる空気の量も多くなることで吸い上げられるガソリンも多くなってスピードが速くなる＝閉じると遅くなるんですね。
またキャブレターはピストンの負圧を利用しているので動力はありません。
FI(フューエルインジェクション)とは
エンジンに混合気を送るのはキャブレターと同じでもコンピューター制御のインジェクションの場合はバイクに取り付けられたセンサーでその時の状況に合わせてより良い混合気を噴出する装置で、現在新車で売られているバイクの殆どがインジェクションで、これはメーカー同士の燃費競争や排ガス規制に対応するためです。
それぞれのメリットとデメリット
キャブレターのメリット
- 構造が単純で比較的簡単にメンテナンスが出来る。
- 部品が交換可能なので自分でセッティングをする楽しみがある。
キャブレターのデメリット
- 天候や季節の影響を受けて不安定になることがある。
- 燃費が悪い（インジェクションに比べると）。
インジェクションのメリット
- 天候や季節に影響されず安定している。
- 燃費がいい。
インジェクションのデメリット
- キャブレターに比べて個人でメンテナンスは難しい。
- 部品交換費用が高い。
と、こんなところです
どっちを選んだらいいか。
もし私がキャブレターとインジェクションのどっちがいいのか？と聞かれたら自分が乗るならキャブレターと答えます。
私は通勤にもツーリングにも冒頭にあるドラッグスター250を使っていて、バイクは実用性より趣味性の方が高い乗り物だと思っていますから自分でタンクやハンドルを作ったりと色々いじることが出来る方が楽しいです。
インジェクションに比べてキャブレターが性能的に勝る部分はありませんが自分でセッティングが出来る楽しさからキャブレター車にこだわる人も少なからずいます。
ですが、これからバイクに乗る人にオススメするならインジェクション車でしょう。
１番の理由はやはりどんな天候でも季節でも安定して乗れるところしょう。冬場の暖機運転も気圧の変化も気にかけることなく乗れるということは乗り始めたばかりの人にとっては素晴らしくストレスフリーですよね！
インジェクション車でバイクに乗る楽しみを存分に味わって貰って、自分でもバイクを弄ってみたいとなったらキャブレター車に乗り換えてみるというのがいいかなと思います。
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