昔は地図を持ってツーリングに行っていたのが時代は変わってスマホでなんでも出来ちゃう世の中に変わりましたね。
その分スマホの充電が切れるとかなり不便になるのも事実。
私はスマホホルダー付けない派ですが休憩中に道順を確認したりするので距離が長いほど充電がきつい。で、USB電源。
取り付け前の下準備
常設する気はありませんでしたが念のために防水キャップの付いた出力2口のUSBと、車体から電源を簡単に取り出せる電源取り出し用配線(ドラッグスタ−250のイグニッションヒューズは10A:注)を繋げます。
注:イグニッションキーOFFで電力が切れるようにイグニッションヒューズから電源を取り出します。車種によってアンペア数が違うのでバイクのヒューズに書いてあるアンペア数を確認してください。
USB電源は赤色配線に付いているヒューズの部分を切って電源取出し用配線と繋いでおきます。取出し用配線の先がギボシ端子のメスになっているのUSB側にギボシ端子のオスと絶縁スリーブを付けて繋げばOKです。
配線の延長方法と端子のかしめ方はこちら。
この時はツーリングに行く時だけ電源の確保が出来れば良いということで小さいポーチに本体を入れて、ポーチはタンデムステップが取り付けられていたボルト穴を使って固定してました。
ステー材料
ポーチはたまたま雑貨屋で見つけたものにしてステーはホームセンターで買える物にしました。
ポーチの後ろにあったベルト通しをクロームメッキとブラックのステーで挟んでM6ボルトで固定。
フレームを傷付けないようにフレームとブラックのステーの間にゴムワッシャーを挟み込んでタンデムステップのボルトで締める。
取り付け作業
シフトペダル側のサイドカバーを外すと写真のようにヒューズボックスとメインヒューズが出てきます。
安全のために反対側のサイドカバーを開けてバッテリーを外しておくと安心ですね。
このヒューズボックスの中にあるイグニッションの10Aヒューズを引っこ抜きます。指で摘んで取るのは私には無理だったのでペンチを使いましたがヒューズを壊さないように注意してください。
次に購入したUSBのミニ平型ヒューズをイグニッションヒューズが挿さっていたところに差し込みます。
この時に注意するのはUSBのミニ平型ヒューズから出ているコードがバッテリー側になるように挿してください。
ヒューズが切れるとヒューズより後ろにある機器に電力が行かなくなるのですが、USBに不具合があった時に取り出し配線のミニ平型ヒューズの差し込み方向が違うとUSBだけでなくイグニッションヒューズ自体も切れてしまいエンジンがかけれなくなってしまいます。
次にUSBのアース線はヒューズボックスの隣にあるメインヒューズのアース線と一緒にメインヒューズに固定します。パッと見分かりにくいですが写真中央上から来ている黒い線がUSBアースです。
これでUSB電源の取付けは完了です。
USBのヒューズから出ているコードが邪魔でヒューズボックスの蓋が閉まらないということぐらいです。
現在はメインハーネスを1から作り直してヒューズを増設、そこから直接電源を取っています。
スマホホルダーは相変わらず使っていないので上着のポケットにスマホを入れて充電してます。
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